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【参考書】キクタン中国語シリーズレビュー

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キクタン中国語とは? 

英語参考書でもおなじみのアルクから出されている、中検対策用の中国語単語集。

2017年11月現在、中検準4級~準1級までと、中国語会話、慣用句編が刊行されています。

シリーズによって多少異なりますが、おおよそ1900円~2200円(CD付属)。

Amazon Audible会員だと音声を無料で聴けます。個人的には全くお勧めしませんが)

※Audibleの詳細についてはこちらへどうぞ。

 

 

 

キクタン中国語シリーズの良い点

CD付属

速読シリーズのようにCDが別売りでバカ高いとか、そういうことはないです。クオリティもなかなかいいのでCDに関しては素晴らしいです。

ipodに落として、通勤・通学時間に聴いてるだけでも頭の中に音が残るので違います。

 

他の単語との組み合わせフレーズを巻末に掲載

キクタン準4級向けでは、「喝 hē」「咖啡 kāfēi」「啤酒píjiǔ」といった単語が出てきます。

これらをフレーズとしてまとめて覚えるために、「喝 hē」とよく使われる単語(この場合飲み物を指す名詞)の一部が一覧にされています。

 

日本人が間違えやすい語句に注意が付してる

たとえば、「走 zǒu」という単語、日本語では「走る」という意味ですが、中国語では「~に行く」「歩く」という意味です。

このように日本人がうっかり間違えやすい単語には「⚠」マークが付してあります。

 

 

キクタン中国語シリーズの悪い点

「一問一答」化している

例えば、『说 shuō』『谈 tán』『讲 jiǎng』は平たく言えばすべて「話す」という意味を持つ動詞ですが、英語のtalk,speak,tellなどと同じように、微妙に異なるニュアンスがあります。

それをすべて「話す」で括ってしまっている上、初学者には例文でも差異が分かりづらくなってしまっています。(実際私も辞書を引いたり、大学の中国語の先生に質問しました。)

 

 

声調・簡単な文法知識についての解説が欲しかった

単語帳なので仕方ないかもしれませんが、事前にある程度中国語の知識がないと習得が難しそう。

また、第3声の連続→声調変化や、離合詞などの文法知識についても何の前置きもありませんでした。(のに、例文でしれっと使ってくるので、初見で「これどーいうこと?」ってなる)

ゼロから独学だと「???」状態になりそうです。従って、このキクタンシリーズに取り掛かる前に、何か別の形で中国語のさいしょのステップに触れたほうが効率が良いのかもしれません。

私は幸い大学で中国語の授業を履修していましたが、独学の人は『NHK まいにち中国語*1』などのベーシックなものから取り掛かるほうがベストだと感じました。

 

 

終わりに

アルクシリーズの語学参考書(特にキクタンシリーズ)は業界大手と言ってもいいほど信頼があります。

なので、「下手な参考書を買ってお金を無駄にするより無難にキクタン」のスタンスでもいいかもしれません。

確かに単語帳としてやや解説が不十分なところはありますが、日頃の勉強のなかで得た情報を補足としてメモするなどして中国語単語のバイブルにすることは可能だと思います。

 

 

 

*1:4月~9月の半期放送しており、それ以外の期間は再放送です。