オトメナゲヤリ

はみだし女の備忘録&雑記ブログ

文科省局長の裏口入学は「不正合格」の氷山の一角!~受験の闇「模試のネタバレ」

f:id:kanakonakonako:20180705120908j:plain

文科省局長が東京医科大学に便宜をはかる代わりに、同大学を受験した息子を不正合格させていた事件が世間を賑わせています。

なかなか思うところがあったので、まとめてみました。

 

 

 

ネット上の反応

事件の詳細は新聞やテレビに任せるとして、まずはネット上での反応を。

 

いまどき裏口入学かよ!!漫画みたいで、もはや笑えて来る。

 

息子の方は不正合格って知ってたのかな?もしそうじゃなかったら、超被害者じゃん。

 

公金を裏金にして子どもを裏口入学って。。事実なら罪が重い。

 

呆れ、疑問、怒り……。

このような反応がほとんどでした。当然の反応だと思います。

 

中には、

 

俺も文科省局長の息子だったら、裏口入学できたのかな……。

 

という医学部不合格者の哀愁漂う声も。強く生きて!!!!

 

 

東京医科大学学生の反応

当然ですが、学生たちは怒りの声をあげているようです。

東京医科大学の医学部医学科は、超がつくほど難関です。

何年も浪人して入る学生がザラにいる中で、(本人の自覚があったかどうかは不明ですが)ズルして抜け抜けと大学に入っている奴がいたと判れば、腹立たしくもなります。

www.asahi.com

さらに、この事件によって大学のブランドイメージが酷く傷ついたのは言うまでもありません。

同じ学生として、これまで真面目に勉強してきた人たちが本当に不憫です。

 

 

 

横行する大学受験での不正:「模試のネタバレ」

f:id:kanakonakonako:20180705130422j:plain

多くのメディアで色々なコメントを見ましたが、この受託収賄事件について、汚職や癒着、大学組織の欠陥という観点から語る人が多い印象を受けました。

しかし、これは大学受験という産業が抱える闇でもあるのだろう、と私は感じました。

というのも、医学部に推薦で入るために、「模試のネタバレ」を利用しているという受験生をネット上で見たことがあるうえ、驚くことに知り合いにもいたからです。

 

「模試のネタバレ」とは?

簡単に言えば、自分が直近で受ける予定の模試の問題・解答を、先に受けた人から購入して仕入れることです。

特に学校での集団受験で受ける場合は、学校によってタイムラグがあります。

そのタイムラグを利用して、模試の基準実施日より早く実施した学校の生徒は、これから受験する人たちに模試の問題と答えを販売するのです。

売る方もお小遣い欲しさでやっているんでしょうね。

この「模試のネタバレ」自体そんなに新しい行為ではないようですが、スマホが普及して画像共有アプリなどが発達して以降そういったことに加担している受験生が増えているようです。

実際にネットを検索すると、そういったスレッドが某掲示板で密かに乱立しています。

【第〇回全統記述模試】ネタバレ求む!
 ××マーク模試のネタバレ販売中

……など、闇を感じさせるスレタイが多数。ヒェッ……。

 

なぜ、「ネタバレ」を使うの?

言うまでもなく入試本番は皆同日実施ですから、ネタバレなんてできません。

あくまで模試にしか効力を発しない「ネタバレ」に、なぜ頼るのか?

その理由は2つあります。

 

まず、指定校推薦などを狙っている生徒にはメリットがあるからです。

彼らはいわゆる「一般入試」を受験しませんが、学校の方針などで模試だけは受験する必要があります。

さらに、学校によっては模試の成績が推薦に加味される場合があるそうです。

だから、模試の「ネタバレ」を使って、合格に滑り込もうとしているわけです。

 

筆者の知り合いで、実際にこれで医学部に入ったクソがいましたよ。……まあ、勉強についていけなくて結局退学したのを風の噂で聞きましたけど。

 

二番目の理由として、親や教師からのプレッシャーが強いからということが挙げられるでしょう。

特に教育熱心な家庭の親は、子どもの模試の成績に過度に干渉したり、その結果に一喜一憂したりします。

もし悪い成績を取ると、家庭での居場所がなくなります。

ただ、一般入試受験の場合、「ネタバレ」を利用してもそれは単なるその場しのぎにしかなりません。

しかし、受験生は体裁を保っておくために、藁にもすがる思いでそれを利用してしまうのでしょう。

……一番目の理由のように推薦の場合は、誰にも気づかれず、そのままパパやママの期待に応える形で推薦にするっと通っちゃうんでしょうかね?最悪です。

 

大学受験の闇を感じる!!!!!!!!!!!!

 

 

 

今回の「医学部不正入学」は氷山の一角に過ぎない

f:id:kanakonakonako:20180705123414j:plain

今回の受託収賄による医学部不正合格事件の裏でも、明るみにならないだけであって、ズルをして大学に忍び込んでいる輩はおそらく一定数いるものと思われます。

つまり、この事件は「不正合格」という巨大な氷山の一角に過ぎないのです。

 2020年から大学入試制度も大幅に変わりますし、そうした不正が行われないように手を考える必要があります。

私個人の考えとしては、推薦において模試の成績を利用することはやめるべきだと思います。

そういうことをしてしまうと、生徒たちも悪知恵を働かせて「模試のネタバレ」に走るのでしょう。

 

それから最後に、万が一「ネタバレ」などをしている受験生がいたら、今すぐ辞めましょう。

今回の文科省局長の事件がいい例です。ズルはバレたときに周りの人をも巻き込んで信頼を失います。

もしバレないで大学に入れたとしても、自分の本当の実力がいつか露呈するときが来ます。ついていけなくなるのが関の山ですよ。